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映画のレビューと日々の出来事
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    2009.12.14 Monday | - | - | - -
The Eight
マイベスト本のレビュー第2弾。

これも歴史冒険物語です。Outlanderがロマンス系だったのに対し、こっちは歴史ミステリー色が強いです。シャルルマーニュ(カール大帝)の秘蔵のチェスセットを巡って、現代のニューヨークとフランス革命時代のフランスで物語が同時進行します。現代ではデータ分析の専門家であるヒロインとチェスのチャンピオンらが敵に追いかけられながら謎解きをし、過去はフランス革命の荒波を乗り越えながら若い修道女がチェスセットを持った逃避行に出ます。結末が多少ファンタジックになっているのが少し残念ですが、それを差し引きしても本当に面白いです。
初めて読んだのは高3の受験間近の夜。読書を我慢しきれず読み始めて、背筋がゾクゾクしながら徹夜しちゃったのをはっきりと覚えています。以来、ことあるごとに色々な人にお勧めしてますし、もう何度も読み返しています。
この本でチェスというものに非常に興味を持ち、チェスの本を読んだりしました。でもとにかく読みどころはフランス革命時代のヨーロッパです。歴史の教科書に出てくる出来事や人物が非常に鮮やかに描かれていて、ヒロインの目を通して追体験できます。タレーラン、ロベスピエール、ダヴィッド、エカテリーナ2世など、恐らく綿密なリサーチをして人物像を作り上げ描いているのだと思います。当時は丁度世界史を勉強していたので、なおさら面白く感じました。外交官としての才能が有名ですが、タレーランって本当に魅力的で狡猾な人物だったのだろうな、と思います。コーヒーについての彼の言葉「Black as the devil, hot as hell, pure as an angel, sweet as love.」というのが結構好き。
表紙がカッコいいので英語版にリンクを張っていますが、この作者の作品はあまり文体とか関係ないので、日本語でも全然OKだと思います。アマゾンを見ると一冊50円以下(上下巻)で買えます。100円でこんな体験が出来るなんて、あり得ないくらいお買い得ではないでしょうか。
彼女はもう結構お歳だと思いますが、作家になる前はBank of Americaのヴァイス・プレジデントをしていたビジネスマンだそう。自身の体験がかなり盛り込まれた「デジタルの秘法」もかなり面白かったです。

この手の本として他に面白いのはこんな本たちかな。
「ダビンチ・コード」:言わずもがな、ですね。
フーコーの振り子」:実は面白かったという以外、あんまり覚えていません。
呪いのデュマ倶楽部」:アマゾンでは評価が厳し目ですが、面白かったですよ。この作者の「フランドルの呪絵」も好きですが、こっちも評価が厳しいですね。難しいのかな?
ダンテ・クラブ」:実はまだ読んでいないのですが、ペーパーバックが出るのを待ちわびて購入しました。評価高いです。
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フランス革命について調べてみました。
オスカル様が駆け抜けた18世紀フランスとフランス革命について
ベルばら大好き。 / 2007/11/17 11:00 AM
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